iceberg328の日記

フェラーリ328GTB購入の経過とその後

フェラーリ328GTBを買いました

多くの人と同じように、子供の頃に経験したスーパーカーブームというのは忘れがたいものだ。

年齢も50を超えて、死ぬまでに一度は、と思う気持ちと、自分にフェラーリなんて、と思う気持ちが交錯していた時に、” 跳ね馬を2000台直したメカによる フェラーリ・メカニカル・バイブル”という本を読んでしまった。

そこには、デイトナ以降のフェラーリの弱点やクセがメカニックの目で書いてあり、”壊れるんじゃないかな、メンテナンス大丈夫かな。”という一番の心配事が少しは薄れた。

それからはHPで相場を調べるようになった。そうすると、もちろん安くはないものの、車種によっては無理をすれば手が出ないことはないことがわかった。

何か月か迷ってはいたが、その間に色々と本を読んだ。清水草一さんという方の本とコーナーストーンズというディーラーの情報にたどり着き、2017/10/27の出張の合間を見て、コーナーストーンズさんへ電話をした。

ロッソコルサで内装黒、328GTBが2台、それぞれ1280万円と1180万円だったと思う、の情報が有ったようで、私はタンの内装を探していたのと予算よりもかなりオーバーしていたので、どうしようかな、と思いすぐには決めることが出来なかった。ただ、11/18に東京出張があるので、そのついでに伺って相談することだけは決めた。

今は金融緩和の結果か、生産終了から30年という時期のためか、10年前からすると相場が1.5倍くらいになっているようだ。景気が悪くなれば、相場も下がるはずだが、そう長生きできるかどうかわからない。見送りは失敗か、と思っていたころに、”良い情報が有ります”と電話を頂くことになった。

値段も前者よりも安かったので、その場で購入するつもりになってしまった。

11/18にお邪魔した際には、車には”売約済み”の札が下がっていた。もはや引き返せまい。内装は30年前の前期型ということもあり、劣化はやむを得なかったが、機関は良好という事だったので、ここはコーナーストーンズさんを信用して、清水の舞台から飛び降りるつもりで、判を押した。